９年前に王将の社長が殺害された事件で工藤会系幹部の田中幸雄が逮捕されました。
田中容疑者の出身大学や工藤会での経歴などについて気になりますし、そもそもなぜ服役していたのかその理由、今回の事件の動機などについて気になる方も多いと思います。
そこで今回は、工藤会田中幸雄の出身大学やその経歴、服役していた理由や犯行の動機などについて調査してみました。
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工藤会田中幸雄の出身大学や経歴は？
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【速報】9年前の「餃子の王将」社長射殺事件 工藤会系幹部の田中幸雄容疑者を逮捕
＼https://t.co/5psAJy4oFW9年前、「王将フードサービス」の当時の社長が殺害された事件で、京都府警は工藤会系の組幹部の男をさきほど、殺人などの疑いで逮捕しました。
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>>工藤会系幹部の田中幸雄容疑者
あまりにも野球要素が多すぎる pic.twitter.com/BmankHi4dE
— 坪井P (@Tigers32TSUBOI) October 28, 2022
では、気になる田中幸雄について迫ってみたいと思います。
餃子の王将事件とは
大人気チェーン店「餃子の王将」の当時社長だった大東隆行さん（当時72歳）が、2013年12月19日に京都市内の餃子の王将本社前で胸や腹を４発打たれ、射殺された事件です。
この事件は、現在まで9年間未解決事件で、誰が犯人なのか、殺された理由など分からず注目されていた事件でした。
田中容疑者が吸ったたばこの吸い殻を、別の場所から運び犯人に仕立て上げようとした可能性が考慮されるも、当時の路面の湿り方や火の消え方の痕跡などから、現場で消されたたばこだと断定し逮捕に至ったそうです。
まさに、執念の捜査です。
工藤会幹部田中幸雄の出身大学は？
田中幸雄は暴力団組員としては極めて異例の経歴の持ち主なのだそう。
福岡県大牟田市の出身で、地元の県立大牟田北高校を卒業後、青山学院大学に進んだそうです。
大牟田北高校とは偏差値46くらいの至って普通の公立高校だそうです。
青山学院大学に進学するなんて結構優秀だったことが分かります。
その後、理由は分かりませんが、大学を中退し、33歳まで関西の旅行会社や運送会社などの職を転々としながらもサラリーマン生活を送っていたそうで、ここまででおわかりの通り、田中幸雄は社会人になるまで、間違いなくカタギで、不良でもないし、ごく普通の人生を歩んでいたそうです。
工藤会幹部田中幸雄の経歴について
では、田中幸雄とは一体どういった人物なのでしょうか。
- 名前：田中幸雄（たなか ゆきお）
- 年齢：55歳
- 指定暴力団 ５代目工藤会「石田組」本部長 田中組組長
石田組は福岡県福岡市博多区に本部がある暴力団です。
田中幸雄容疑者容疑者はその幹部で自分も田中組という組をもっているようです。
工藤会田中幸雄の服役の理由や動機について調査
餃子の王将の社長射殺事件の工藤会幹部の田中幸雄容疑者を移送。田中幸雄容疑者は、牢屋にいました。タバコの吸い殻の唾液からのDNA検査で本人のDNAが見つかり逮捕 pic.twitter.com/yWBBM6meZ0
— 吉川浩司 (@10thMP83AbCFtJn) October 28, 2022
【顔画像】餃子の王将社長射殺事件の犯人は工藤会本部長石田正雄の石田組本部長田中幸雄
2008年1月の福岡市博多区での大手ゼネコン「大林組」九州支店男性社員ら3人銃撃事件で懲役10年を受けて福岡刑務所に服役中https://t.co/ue0wBEdW7X#大東隆行#王将フードサービス#工藤會 pic.twitter.com/vKTlWxVQnc
— Carol_RocknRoll (@Rock_1949914) October 28, 2022
では、そもそもなぜ田中幸雄容疑者が服役していたのかその理由や、今回なぜ餃子の王将の社長を殺害したのかその動機について迫っていきたいと思います。
工藤会田中幸雄の服役理由は？
田中幸雄容疑者は令和の時代には珍しいいわゆる武闘派のヤクザで2008年には大手ゼネコンの「大林組」襲撃事件の実行犯として2018年6月28に逮捕されています。
大林組襲撃事件とは
2008年1月17日に福岡県博多区下川端町のビル前の路上において、このビルに入居する大林組九州の乗用車に向けて拳銃を数発発射して、車に乗車していた３名の男性社員を殺害しようとした事件です。
幸い死傷者はでなかったという事件ですが、防犯カメラの映像から実行役はフルフェイスのヘルメットをかぶった男で、黒の原付バイクで逃走が確認され、その後の捜査で、2019年に田中幸雄容疑者が逮捕されました。
田中幸雄は、その後、銃刀法違反及び器物破損の罪で懲役10年の判決が出て、現在服役中でした。
事件の動機は大林組が北九州市で受注した建設工事絡みで、大林組が、工藤会にみかじめ料を支払うよう脅したと考えられています。
本事件の犯行の動機は？
今回の餃子の王将社長射殺事件の動機はまだ明らかになっていませんが、大林組襲撃事件のことを考えると、大手チェーン店「餃子の王将」を何らかの理由で脅していたか、みかじめ料関係で揉めていたのかもしれません。
今回の事件と大林組襲撃事件とでは、
- 自動小銃が使われている
- 犯人が逃走にバイクを使っている
- ヤクザ同士の抗争ではなく企業を狙っている
などの点が一致しています。
動機は「餃子の王将」の不正取引？
ある事実が判明したそうです。
餃子の王将が、創業家との関係が深い不動産会社を経営する男性が率いる企業グループとの不適切な取引で約200億円が流出し、約170億円余が未回収になっていることを明らかにしました。
1995年頃から2005年頃に、王将やその子会社とその男性の企業グループとの間で不透明な貸付や不動産取引が14件繰り返され、総額は約260億円に上ったそうです。
餃子の王将サイドは、調査報告書についての記者会見で、この男性の素性については明言を避けたようですが、この男性がどうやら今回の工藤会と関係があったのでは、との憶測が広がっているようです。
京都府警と福岡県警の合同捜査本部は２８日夜、同社の第三者委員会が指摘した外部の特定企業グループとの不適切取引についても捜査すると明らかにしています。
田中幸雄逮捕に至った経緯
今回の逮捕に至った経緯は、「餃子の王将」事件に使われた盗難バイクが、事件の数カ月後にカバーがかかった状態で見つかったのだそうです。
そのバイクから、事件当時の「硝煙反応」が検出されたそうです。
事件に関与したとされる盗難バイクはもう1台あり、先述舌バイクと同じ日に京都市内で盗まれ、ナンバーを付け替えられた状態で発見されたそうです。
そのバイクは、福岡県内の不審な軽乗用車と京都市内で並走が確認されており、車の所有者の周辺捜査から田中幸雄が浮上したそうです。
なんだか、芋づる式に色々なことが判明したそうで、警察の方は、本当にお疲れさまです！！
まとめ
2013年12月に「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長やった大東隆行さん(当時72)が京都・山科区の本社で射殺された事件で、京都府警は別の銃撃事件で福岡刑務所(福岡・宇美町)で受刑していた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の田中幸雄容疑者(56)を殺人等の疑いで逮捕やで。 pic.twitter.com/mutNp8ibky
— おぐちゃん (@masaogu1215) October 28, 2022
いかがだったでしょうか、
工藤会田中幸雄の家族構成については現時点では不明です。
愛人や内縁の妻はいるかもしれませんが、正妻や子供については未だ調査中です。
また、服役していた理由は、福岡県で起きた大林組襲撃事件の実行犯として懲役９年の実刑判決を受けていたのです。
今回の殺人事件の動機は未だ解明されていませんが、大林組襲撃事件の動機がみかじめ料の脅しだったこともあり、今回の事件の犯行動機もみかじめ料に関係することだったのかもしれません。
工藤会の田中幸雄容疑者の家族構成や経歴について、また服役していた理由や犯行の動機について調査しました。
今回は警察による執念の捜査によって、事件解決へ１歩前進したと思います。
まだ動機等が解明されていませんが、判明次第追記したいと思います。
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